阪神・森下 CS“火付け役”誓い「全力でやるだけ」 昨季ファイナルS第1戦で同点ソロ 今年も打つ!
あの日と同様に一発で空気を変える。阪神・森下翔太外野手(24)が12日から始まるCSファーストS・DeNA戦で“火付け役”となることを7日、誓った。
昨季は球団新人で初のファイナルSでの本塁打を放った。広島との第1戦、四回1死で九里から左翼席へ同点ソロ。五回に打線が3点を勝ち越し、結果としてチームの勝利につながる“着火弾”となった。今季のポストシーズンはCSファーストSから始まる。「初戦が大事」。1年前と同様に勝利に貢献する活躍を目指す。
昨季はCSファイナルSまで約2週間空いたため、フェニックス・リーグに出場して実戦感覚を養った。今季は3日のレギュラーシーズン最終戦から約1週間空くが調整に問題はない。「もうシーズン通りですよ。ここまできて(特別に)何もすることないので。普通にやるだけ」。甲子園での練習ではシート打撃に参加。才木には中飛に打ち取られたが、村上に対してはフルカウントから左前打を放った。
2年目の今季は打率・275、チーム1位タイの16本塁打、同1位の73打点。3部門全て昨季を上回った。7、8、9月と3カ月連続で月間打率は3割超え。状態に不安はない。「もう一試合一試合、全力でやるだけ。やるべきことをしっかりやって、準備するだけ」。頼れる3番がCS突破のキーマンとなる。