阪神・高橋遥人投手が１０日、甲子園での投手指名練習に参加し、ＤｅＮＡと争うＣＳファーストＳの連勝突破を誓った。１３日の第２戦に先発予定で「大事なところを任されているので、しっかり結果を出せたら」と決戦のマウンドを見据えた。

　２２年のトミー・ジョン手術など度重なる手術から復帰し、終盤戦で優勝争いの原動力となった。第１戦の先発が見込まれる才木も２０年に同手術を受けており、リハビリ期間をともにした間柄でもある。「僕はここ数年何もしていない」と謙遜を交えつつ「才木がいい流れを持って来てくれると思うので、しっかりと続いていければ」と、連勝でのファイナルＳ進出を思い描いた。

　この日はキャッチボールや両翼ポール間のランニングなどで汗を流した。「今ここにいることに感謝し、やってきたことをぶつけていきたい」と力を込めた。