阪神・前川 短期決戦得意!智弁学園時代の夏準V「気持ちを思い出して」岡田監督のスタメン起用に応える

 阪神の前川右京外野手(21)が11日、高卒3年目で自身初のポストシーズンに向けて「高校野球の気持ちをもう一回、思い出していきたい」と一発勝負のメンタルで挑む決意を示した。

 高校時代から短期決戦に強かった。智弁学園では3年夏の甲子園で準優勝。6試合に出場して28打数10安打で打率・455、出場選手で最多となる2本塁打&7打点を記録した。プロでも同様の活躍を見せたい。甲子園の練習では鋭い打球を打ち返し、「準備はできた」と自信をのぞかせた。

 CSファーストS初戦となる12日のDeNA先発は東。初対戦となる左腕に対して「いいピッチャーなので受け身にならずに、仕掛けるところは仕掛けたい」。レギュラーシーズンでは主に右投手と対戦してきたが、大一番でスタメンに抜てきしてくれた岡田監督の期待に応える意気込みだ。

 CS、日本シリーズを合わせて、あと10勝すれば日本一となる。「(チームが)勝ったらOKぐらいの気持ちで、思い切りやりたい。感謝の気持ちを持ってプレーしたい」。がむしゃらな若虎が、2年連続の頂点へ向けてチームを勢いづける。

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