阪神 才木は5回1失点で降板 2度の満塁ピンチ招くも最少失点でゲームを作る

 5回、オースティンを空振り三振に仕留める才木(撮影・北村雅宏)
 ベンチから戦況を見守る岡田監督(撮影・飯室逸平)
 4回、梶原の二盗を阻止する梅野(打者・牧)=撮影・飯室逸平
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 「JERA CSセ・ファーストS・第1戦、阪神-DeNA」(12日、甲子園球場)

 阪神の先発・才木は5回7安打1失点。立ち上がりから毎回ランナーを背負ってピンチの連続だったが、ゲッツー崩れの間の1失点のみと粘投を見せた。レギュラーシーズンで13勝を挙げて大事なCS初戦を任されたが、ビハインドの展開で87球でマウンドを降りた。

 初回は牧と佐野の連打、オースティンの四球で1死満塁。ここからフライアウト二つで切り抜けた。三回にも再び、牧と佐野の連打と宮崎への申告敬遠で1死満塁。桑原を遊ゴロに打ち取ったが、併殺崩れの間に先制点を献上した。

 「先制点を与えないことが大事だと思う。初回から思い切って全力でいければ。どんどん攻めていきたい」と意気込んで臨んだマウンド。オースティンから2打席連続三振を奪うなどらしさも発揮したが、五回の打席で糸原を代打に送られて交代となった。

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