阪神2軍 ベタンセスが来日最速160キロ連発!和田2軍監督「ストライク先行ができたから出た」

 来日最速の160キロを計測したベタンセス
 初回に中前打を放つ山田
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 「フェニックス・リーグ、日本ハム4-9阪神」(12日、SOKKENスタジアム)

 阪神は九回にビッグイニングを作り、第2クール初戦を5点差の大勝とした。

 先発のマルティネスは制球が乱れながらも粘って6回3失点と試合を作った。2番手のベタンセスは七回に登板。先頭にいきなり157キロを計測して一ゴロ。続く石井の4球目で来日最速の160キロをマークし、5球目も160キロと連発して遊ゴロに抑え三者凡退とした。

 打線は同点で迎えた九回。1死で戸井の左前打からつながり一挙6得点を挙げた。井坪は適時打を含む3安打2打点の活躍。山田も3安打1打点と勝利に貢献した。

 和田2軍監督の一問一答は以下の通り。

 -九回に打線がつながった。

 「今日は手出しというところで、ファーストストライクから積極的にいけたかなと。フェニックスに来てずっとね、バッティングコーチからそういう指示が出ながら、なかなか思い切れないというかね。第1クールの4試合はね。いける時といけない時はちょっと相手ピッチャーによって波がある。特にこっちのピッチャーは初対戦というか、わからないピッチャーが多いんで。見ていくんじゃなくて振っていこうというところがね、今日はできたかなと思います」

 -井坪は1番で3安打。

 「塁に出るっていうところではね、まあまあ初回、三回は返すところか。1番としては仕事はできてるけど。あとちょっとこっち(宮崎に)来てから得点圏にランナーを置いて、外野フライでもいいケースでの、やっぱりひっかけゴロ凡打っていうところがちょっと強引になりすぎちゃうところがある。ヒットケースの時は2打席目みたいにライトに打ったりできるんだけど。ちょっと考え方っていうか、得点圏に置いた時のゾーンを上げたりね。打つまでの考えを整理して入るともうちょっと結果が変わってくると思う。そう思う中で、バッティングの状態はいいよね」

 -山田も3安打といい場面で打てた。

 「山田はこっち(宮崎)に来てから非常にいいバッティングというか。今日も状態自体はね、こっちに来てから(いい)。やっぱりシーズン中の反省というか、ちょっと強引になりすぎて左方向の打球がほとんどだったんで、そういうところを頭に入れて課題にしながらやってるんで。徐々に状態が上がってきてるというか考え方のレベルもね、内容も。こっちに来てからだね。でもまずはそれを続けることと、あとは145キロから上のスピードのあるピッチャーをどうやって打つかって。そこら辺のレベルが下がったピッチャーには普通に対応できるようになってきてるから。あとはもう練習しかないんでね。練習と工夫ね。そうしないとずっと、ピッチャーのレベルが上だと打てません。ちょっと下がると打てますだとこの世界は飯食っていけないんで、自分よりちょっと上のピッチャーが来た時にどうするかっていうところも考えながら、打席でうまく過ごしてほしい」

 -ベタンセスが160キロを2度出した。最初から157キロと力のある球を。

 「ガンはそれぐらい出るピッチャーなんだけど、やっぱりストライク先行できるかどうか。どうしてもボール、ボールだとストライクの球がそこまで出ないし、今日はもう始めからストライク先行ができたから、思いっきり腕を振って160キロ出してたんで。今日はすごくいいヒントというかきっかけになるけど、いかにストライク先行できるかっていうところ。これはマルティネスも一緒で、今日はもうほとんど2ボールから勝負にいくみたいな感じで。フォアボール、フォアボール、デッドボール、初回なんかノーヒットで1点取られてるわけなんで。球自体はすごくいい球を投げてるんで、あとは制球力っていうところを磨いていけば非常に面白いピッチャーになると思う」

 -明日の先発は。

 「茨木」

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