阪神 高橋遥人がまさか…二回に一挙4失点 今季初の4連打浴びて逆転許す 岡田監督は三回に捕手交代を決断

 「JERA CSセ・ファーストS・第2戦、阪神-DeNA」(13日、甲子園球場)

 阪神の先発・高橋遥人投手が先発マウンドに上がり、1点を先制した直後の二回につかまった。一挙4失点で甲子園は悲鳴に包まれた。

 森下の先制アーチでリードして迎えた二回。先頭の宮崎に左中間を真っ二つに破られる二塁打を浴びた。続く桑原には一、二塁間を破られてしまいピンチを広げると、森敬の打球は一塁前で大きく弾み、大山がうまく捕球するも一塁へ投げられず内野安打となった。

 無死満塁のピンチを背負い、戸柱にはカウント1ボールから高めの直球をきれいにはじき返された。打球は右中間を襲う間に走者一掃。3点二塁打となり、今季初めて4連打を許した。

 宮崎はカウント1-1から、桑原と森敬は初球、戸柱にはファーストストライクと追い込まれる前にスイングしてきた相手にのみ込まれる形になってしまった。

 何とか2死を奪ったが、なおも2死三塁から浮いた変化球を捉えられて左前適時打を許した左腕。この一打もカウント2-1と打者有利の状況からはじきかえされてしまった。

 今季は4勝1敗、防御率1・52の成績を残していた左腕。DeNAとはシーズンでの対戦がなかった中、思わぬ形で試合をひっくり返されてしまった。三回の守備からは捕手を梅野から坂本にスイッチ。今季、試合序盤で捕手の交代はなく、岡田監督が短期決戦で異例の措置を採った形になった。

 捕手が変わった三回、四回、五回はスコアボードにゼロを刻み、しっかりと立ち直った左腕。5回4失点での降板となり、悔やまれる1イニングになってしまった。

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