阪神 高橋遥人が5回4失点で降板 二回に悪夢の一挙4失点 捕手交代で立ち直るも 悔しさにじむ80球

 2回、逆転を許し、高橋に声をかける梅野(撮影・飯室逸平)
 2回、高橋(左から2人目)がピンチを迎え、安藤コーチがマウンドで声をかける(撮影・山口登)
 2回、牧(右)に適時打を打たれる高橋(撮影・立川洋一郎)
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 「JERA CSセ・ファーストS・第2戦、阪神-DeNA」(13日、甲子園球場)

 阪神の高橋遥人投手が5回4失点で降板となった。

 悪夢のような二回だった。先頭の宮崎に左中間を破られると、桑原、森敬の初球攻撃で無死満塁のピンチを背負った。続く戸柱にはファーストストライクを捉えられて右中間へ。走者一掃となる3点二塁打で逆転を許してしまった。

 4連打を浴びたのは今季初めて。なおも2死三塁から牧にもタイムリーを浴びて一挙4失点となってしまった。早いカウントから打たれてしまったことで、岡田監督が三回から捕手を梅野から坂本へスイッチ。今季初めてバッテリーを組む形となったが、三回、四回とリズムを戻してスコアボードにゼロを刻んだ。

 五回は先頭の牧に死球を与えて出塁を許したが、佐野、オースティンを打ち取って2死に。宮崎の打球は三遊間を襲ったが、木浪が座りこみながら逆シングルで前に落とし、素早く拾って一塁へ送球。間一髪でアウトとなり、三浦監督のリクエストも覆らなかった。

 3点を追う五回先頭の第2打席が巡ってきたところで代打が送られての降板。悔しさにじむ80球でのKOとなった。

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