阪神 片山ブルペン捕手が異例のコーチ抜てき 1軍昇格へ 現役最後の2年間は藤川新監督とプレー
阪神が片山大樹ブルペン捕手(49)を1軍コーチに昇格させる方向で調整していることが14日、分かった。
長年、チームを支えてきた裏方が異例の抜てきを受ける。片山ブルペン捕手は徳山商から1992年度ドラフト4位で入団。1軍経験が無いまま2000年に現役を引退した。その後は阪神に残り、今季までブルペン捕手を務めた。
現役最後の2年間は、藤川新監督とプレー。同監督が1軍に定着した04年の夏場からはブルペンでの相棒に指名され、陰で支えてきた。
他球団でのブルペン捕手では水本勝己氏が広島時代にコーチへ昇格し、21年からはオリックスの1軍ヘッドコーチとしてリーグ3連覇に貢献している。片山ブルペン捕手にも新指揮官のサポート役が期待される。