阪神が今岡コーチの退団発表 来季はヘッド置かない可能性 平田ヘッドに2軍監督復帰要請、和田2軍監督は1、2軍を巡回へ
阪神は14日、契約満了に伴い、今岡真訪打撃コーチ(50)の退団を発表した。また、水口栄二打撃コーチ(55)は辞任を申し出たが、球団は慰留に努めている。打撃部門はテコ入れが図られ、オリックス打撃コーチの小谷野栄一氏(44)の招聘(しょうへい)と、北川博敏2軍打撃コーチ(52)の1軍への配置転換が検討されている。
来季はヘッドコーチを置かない可能性があり、藤川新監督と年齢の近い藤本敦士内野守備走塁コーチ(47)にチーフ格を託すプランも浮上。1軍に昇格する見通しの野村克則2軍バッテリーコーチ(51)と新指揮官を支えるとみられる。また、田中秀太2軍内野守備走塁コーチ(47)と馬場敏史内野守備走塁コーチ(59)の配置転換も検討されているという。
投手部門では22年まで1軍投手コーチを務めた金村暁氏(48)が3年ぶりに復帰する見通し。平田勝男ヘッドコーチ(65)は球団から2軍監督への復帰を要請されており、和田豊2軍監督(62)は1、2軍を巡回しながら指導に当たる役割を担うとみられる。