阪神 才木&岩崎「胴上げできるように」藤川監督へ思い エース&守護神が意気込み語った

 先発の柱と守護神が、並々ならぬ覚悟を口にした。阪神・才木浩人投手(25)と岩崎優投手(33)が17日、藤川監督を胴上げすることを誓った。

 才木が「球児さんを胴上げできるように。その輪の中にちゃんと自分が中心としていられるように頑張りたい」と意気込めば、岩崎も「胴上げできるように頑張ります」と宣言。投手陣の中心を担う2人の思いは同じだった。

 ともにチームメートとして藤川監督とプレーしたからこそ思いも強いのだろう。岩崎は昨季、リーグ優勝でも、日本一でも胴上げ投手になった。ブルペンでもお世話になった大先輩の下で、その再現を果たしたい。

 才木は指揮官もトミー・ジョン手術の経験があることから、「手術してからもアドバイスをもらった。本当にお世話になった方」と感謝は尽きない。「技術面でも、野球人としても、メンタル的にもいろいろ教わった。もう一回、一緒に野球ができるのはすごいうれしい」と笑顔を見せた。

 藤川監督について「野球脳がすごい」とも明かす。「そういうのを学べたら。球児さんがやろうとしてることを『こういう意図があるんだろうな』と自分の中で考えてできたら」。“球児イズム”を吸収し、成長につなげていく。

 ただ、「監督が代わっても自分のやることは変わらない」とも話す。今季はチームトップの13勝を挙げたが、「ストレート、フォークがずっといまいちだった。後半の成績は防御率とかがあんまり良くなかった」と課題も明確になった。この日は鳴尾浜を訪れ、キャッチボールなどで汗を流した。11月には侍ジャパンとして戦う「プレミア12」へも調整を進めている。頼れる2人が来季も“有言実行”の活躍を見せる。

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