「フェニックス・リーグ、楽天（降雨中止）阪神」（１７日、ひなたサンマリンスタジアム宮崎）

　阪神の藤川球児新監督（４４）が１７日、宮崎県内で開催されている「みやざきフェニックス・リーグ」の楽天戦（サンマリン）を視察した。試合前には選手を集めて就任後初の訓示を行った。以下、藤川監督との一問一答。

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　－試合を見た印象は。

　「内野手の選手も若いし、楽しみな選手がゲームに出ているなという印象がまず一番ですかね」

　－選手は気持ちが入っているように見えた。

　「そうですね。中川もね、ケガから帰ってきて。自分が今から見ていきたいなと思う中、ケガから戻ってきているのはうれしい」

　－中川は打てる捕手として期待している。

　「当然、ファンの皆さんも期待していますし、自分自身も監督としても期待してます。たくさん期待する選手が正直いるのが、今のチームの現状かなと思います」

　－門別の投球は。

　「彼の課題が、自分の中で一応ありますけど、フェニックス・リーグが終わるまでは、そのままやっといてもらって構わないと思います」

　－門別にはもっと大胆にいってほしい。

　「球速が少し下がっていると思うんですけど、それは球種の使い方の問題なので、そこは秋の段階から改善して春を迎えればいいなと思います」

　－内野手争いが激戦だが、レギュラーを取るために求めることは。

　「それは他のコーチがいますからね。誰がいいかを１人で決めるという感覚はなくて。そういう時はあるかもしれないですけど、基本的にはそうは考えないです」

　－周りのコーチと話しながら伝えていく。

　「何のためにコーチの皆さんがいて、そこの（コーチ陣の）つながりがグングンと上がってきてほしいというのはある。組織として動いてる部分でそっちが楽しみですね。どんな選手がいいと言ってきていただけるのかというところです」

　－試合を見ていいところはあったか。

　「（三回で雨天中止となり）正直、ゲームの内容（から話すこと）は難しいかなと思うんですけどね。健康であるということが一番で、あと表情が生き生きとしているかというところ」

　－明日の試合で見るポイントは。

　「さらっと見ます。僕がいくら興奮して見てもプレーするのは選手なので。ケガなく元気に向上心を持ってやってくれたらいいんじゃないかなと、はい」