阪神2軍 和田2軍監督が藤川監督視察に「この2日間は選手にとっても刺激」一問一答
「フェニックス・リーグ、阪神8-6DeNA」(18日、ひなたひむかスタジアム)
阪神は前川のフェニックス・リーグ虎1号となる3ランや野口のソロなどで11安打8得点と打線が奮起した。
2点を追う六回。小幡と小野寺の連続四球から井上の左前適時打で1点を追加。その直後、無死一、二塁から前川が右翼へ一時逆転となる3ランを放った。続く野口が左翼へのソロを放ち、この回5得点の猛攻を見せた。
七回に3点を返され同点となったが、裏の攻撃で井坪の二塁打から福島の右前打と打線がつながった。1死二、三塁から山田が初球を仕留めて勝ち越しの中前適時打とした。
先発の西純は5回を粘って6安打3失点。3番手で八回に登板した石黒は直球で2者連続空振り三振に仕留めるなど無失点に抑えた。
和田2軍監督の一問一答は以下の通り。
-打線がつながった。前川など気迫が感じられる試合。
「うん、まああの1軍から来たバッターはやるべきこともわかってるし、その中で相手ピッチャーも1軍で実績のあるピッチャー、そこから打ったっていうのはやっぱり価値あると思うし。で、後から行った選手も、本当に打つ方はね、全員がとは言わないけど、非常にいいアピールができたんじゃないかな。(福島)圭音あたりはヒット打ってから走って、持ち味を出して懸命なプレーというかね、自分がこのプロで飯食っていくにはっていうところが今日は出せたかな」
-やっぱりこれを藤川監督がいなくなっても、継続することが大事。
「うん、まあまあ、いるからとかではなくてね。もう絶対この時期にレベル上げていかないといけないんでね。それは誰が見てようが見てなかろうが、やるべきことは一緒、見てくれてれば、より頑張るっていう。だからすごくこの2日間っていうのは選手にとっても、刺激というか気合入っただろうし、じゃあ明日からどうなんだではダメなんだからね。もう常に昨日今日の気持ちを持ち続けて、で、また帰ったらすぐみんなで一緒にやるわけだから。そこにいい状態で持っていけるように。そういう意味では、今日打つ方は(良かった)、ある程度は。もう人によるからね。ひとまとめにはできないけど」
-西純や椎葉は課題を持ちながらやっている。
「うん、そうだよね。もう椎葉なんかね、真っすぐの勢いとか結構出てきて、フォーム的にも躍動感が出てきた。やっぱりフォークっていうところで。今日、3ランもフォークだと思うんだけど。フォークを課題にね、入ってきてるんだけど、やっぱりシーズン中も含めて、フォークが落ちなくて、長打を食らうっていうね。でもここにはそういう課題を持ってきてるんで、それでもフォークっていうシーズン中とは違う配球になってくると思うけど。それが今日も落ちなかったからね。これはもう引き続き課題としてやっていかないといけないね」
-現在残っているメンバーで22日からの1軍練習に行く選手はいない。
「今んところは。もちろん変更もあるかもしれないけど、現時点では最後まで試合入れてます」
-明日の先発は。
「明日はマルちゃん」
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