阪神・島本浩也投手（３１）が１９日、藤川新監督への恩返しを誓った。現役時代の共闘を、「ブルペンでは毎日のように話をして、気にかけてもらって。野球のこともそうですし、体のこととか全てを学ばしてもらいました。球児さんに教えてもらったことを、今も継続してます」と回想。２０年にトミー・ジョン手術を受けたが、同手術を経験していた新指揮官は親身になって相談に乗ってくれていたという。「一番苦しい時に支えてもらいました。病院を教えてもらったり、いい方向になるように手助けしてもらえました。お世話になったという次元じゃない」と大恩に感謝した。

　この日は甲子園を訪れて、ウエートトレーニングやランニングなどに取り組んだ。「自分は今年全然ダメだったので、使えると思ってもらえるようなパフォーマンスをしっかり出せるように。自分の成績を上げて、プラス、胴上げもできるようにと思います」と新監督の下で戦う来季へと視線を向けた。