阪神・片山ブルペンコーチ兼BC“球児流”で意識改革「意識が変わればボール変わる」

 ブルペン捕手(BC)から異例の抜てきとなった阪神・片山大樹ブルペンコーチ兼BC(49)は21日、“球児流”で投手陣の意識改革に貢献する考えを明かした。

 藤川新監督がメジャーから阪神復帰の際に贈られたストライプのスーツに身を包んで会見に登場。「監督の考えている野球をしっかり僕たちも把握して。それを選手に上手に伝えていければいい」と、指揮官と選手の橋渡し役を務める。

 00年に現役を引退し、これまで24年間ブルペン捕手としてチームに貢献。指揮官の現役時はキャッチボールや投球練習の相手を務めており、“火の玉”を投じるまでの取り組みや考え方など多くを学んだ。

 「能力が高いピッチャーがいっぱいいますので。何が差かというと意識、考え方、準備だったり。そういうところはすごく大事だなと思っている。意識が変わればボールも変わるっていうのは、今まで受けてきてそう思っています」と話した。新たな立場で猛虎を支え、投手王国を築き上げる。

 ◆片山 大樹(かたやま・だいき)1975年2月24日生まれ、49歳。山口県出身。現役時代は右投げ右打ちの捕手、内野手。徳山商から92年度ドラフト4位で阪神入団。00年に現役引退後、ブルペン捕手としてチームを支えた。1軍出場なし。

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