阪神・野村1軍バッテリーコーチ 次世代の正捕手育成へ「経験をさせていかないと」若手の台頭へ尽力

 フェニックス・リーグで2軍指導を続けている野村克則1軍バッテリーコーチ(51)は21日、次世代の正捕手育成を課題に挙げた。「勝負の世界だから勝たないといけない。(その中で若手も)経験をさせていかないと」と30代の梅野、坂本に続いて1軍で活躍する若手の台頭へ尽力していく考えを明かした。

 現役時代は阪神、ヤクルトなど4球団でプレー。引退後は楽天などでコーチを歴任し、22年から阪神に復帰して3年間、2軍バッテリーコーチを務めた。指導者として18年間のキャリアの中で、1軍コーチも経験している。「藤川監督は自分の考えをしっかり持っている方。そこに沿ってやっていけたら」と新監督のサポート役にも意欲。四国IL選抜戦が中止となった後は精力的に若手を指導した。

 ◆野村 克則(のむら・かつのり)1973年7月23日生まれ、51歳。東京都出身。現役時代は右投げ右打ちの捕手。堀越から明大を経て、95年度ドラフト3位でヤクルト入団。現役時代の登録名はカツノリ(04年のみ本名)。00年に阪神移籍後、巨人、楽天でプレー。06年現役引退後は楽天、巨人、ヤクルトでバッテリーコーチなどを歴任。22年に阪神2軍バッテリーコーチ就任。NPB通算222試合で打率・185、4本塁打、17打点。父は故野村克也氏。

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