阪神・豊田 藤川監督、名前覚えてください!小川と間違われ「笑いました」 「アピールしてしっかり覚えてもらえるように」

 外野でノックを受ける豊田=撮影・中田匡峻
 元気よく守備練習に励む豊田(撮影・田中太一)
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 「阪神秋季練習」(23日、甲子園球場)

 ヒロシです-。

 阪神の豊田寛外野手(27)が23日、秋季キャンプでの猛アピールを誓い、藤川新監督に名前を覚えてもらうと意気込んだ。「本当にチャンスだと思う。キャンプからアピールして、名前をしっかり覚えてもらえるようにしたい」と新体制で存在感を存分に発揮する。

 秋季練習初日となった22日。ロッカールームで藤川監督にあいさつした際、小川と間違われた。「最初(監督から)『一平』と言われて。『豊田です』と。笑いました。たまに言われるので」。顔が少し似ていることから、他の選手からも間違えられたことがあり、指揮官にはしっかりと顔と名前を覚えてもらう。

 3年目の今季はプロ初安打をマークするも、11試合に出場し、打率・211と1軍に定着することはできなかった。「1軍を経験できて、すごい体力だったり、足りないと感じた」と明確な課題を得たシーズンだった。

 改善すべきことはまだある。レギュラーが確約されていないため、出場機会は限られ、試合に出ない日もあった。「調整の仕方とかすごく難しくて。自分で分からなくなって崩れていったという形なので。自分なりの調整法を見つけたい」と収穫の秋にするつもりだ。

 勝負は安芸・秋季キャンプから始まる。持ち味の力強い打撃を披露し、藤川新監督の視線をくぎ付けにする。

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