阪神 ドラフト3位・木下は美文字がウリ「日本習字で準8段」最高位の一歩手前 スピードもアピール「球速に限界はない」
阪神からドラフト3位で指名された木下里都投手(23)=KMGホールディングス=は名前を呼ばれた瞬間、驚きのあまり立ち上がってガッツポーズを決めた。念願のプロへの扉が開いて、「まだ実感ないですけど日本最高峰の舞台で活躍できるようにやっていきます」と所信表明。直球が武器とあって、藤川新監督への弟子入りに「浮き上がる球はどのような意識で投げてるのか教わりたいです。球速に限界はないと思ってるので、160キロをまずは目標に」と心躍らせた。
以下、木下との一問一答。
-3位で指名された瞬間の気持ち。
「指名されるかどうかの気持ちだったので。まだ構えてない状態で、自分自身うれしいですし、ホッとしてます」
-阪神のイメージ。
「ファンの方々の熱量が阪神タイガースさんはすごいですので、ファンの皆さまにすごい熱量で応援されるようになりたいです」
-藤川球児監督のイメージは。
「ストレートが魅力のピッチャーで、自分もストレートを売りにして自信があるタイプですので、藤川監督に教えていただきながらストレートを成長させていけたらと思います」
-目標の選手は。
「日本ハムファイターズの伊藤大海投手です。マウンドでのたたずまい、余裕のあるピッチングスタイル。マウンドで投げるのを楽しんでるのが、今はまだ自分にはないので。これからも伊藤投手を目指して、いつか超えられるように頑張りたいです」
-阪神での役割は。
「先発をずっとやってますので、ゆくゆくは阪神を代表するエースと呼ばれる投手になりたい。日本シリーズで伊藤投手と投げ合うことができたらうれしいですね」
-座右の銘は。
「ダルビッシュ投手が、40歳からタイムスリップして今に来てるとしたら本気で野球するでしょう、と言われていて。今やらないといけないなと思って、そこで気持ちが入りました」
-関西のイメージや行ったことがある場所は。
「お笑いが好きで、結構見るんですけど。なんばグランド花月に行ったこともあるので、いっぱい通いたいです。そのときは、さや香さんを見に行きました」
-特技は。
「釣りが好きですし、字を書くのが得意。習字を小学1年から6年まで習ってたので。日本習字で8段が一番上で、準8段。字がキレイとよく言われます」