阪神 ドラフト1位の“相棒”は激レアなエメラルドグリーン グラブの中には独特な刺しゅうも

 伊原のグラブの中には「負けられません勝つまでは」の刺しゅうが
 内側に刺繍が入っている伊原のグラブ(撮影・石湯恒介)
 阪神から1位指名を受けたNTT西日本・伊原陵人(撮影・石湯恒介)
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 「プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」(24日、都内ホテル)

 阪神からドラフト1位指名を受けたNTT西日本・伊原陵人投手は「まずは両親にここまで野球をさせてもらった。感謝したい」と語った。会見場で披露されたのは激レアなエメラルドグリーンのグラブだ。

 「公式戦はいつもこれで投げている」と明かした伊原。プロ野球で緑色のグラブをつかっているのはヤクルト・田口らがいるが、明るさは伊原の方が上。ルールブックでは3.07(a)の前段および同【注】で「投手のグラブは、縁取りを除き白色、灰色以外のものでなければならない。審判員の判断によるが、どんな方法であっても幻惑させるものであってはならない」とあり、【注】では「アマチュア野球では、投手のグラブについては、縁取り、しめひも、縫い糸を除くグラブ本体(捕球面、背面、網<ウェブ>)は1色でなければならない」とされている。

 伊原のグラブは問題なく、社会人野球の公式戦でも使用されている。グラブの中には「負けられません 勝つまでは」の文字も刺しゅうされており、大学時代の指名漏れから2年で飛躍を果たせたように、メンタルの強さも兼ね備えている。

 「指名漏れの悔しさがあったから野球を続けられた」と語った伊原。今後、予定されている社会人野球日本選手権では奇抜な“相棒”とともにマウンドへ上がる。

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