阪神ドラフト4位・町田 高橋とのバッテリー熱望「キャンプで世話になった」「恩返しできれば」
「プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」(24日、都内ホテル)
阪神からドラフト4位指名を受けた町田隼乙(はやと)捕手(21)=BC埼玉=は、高橋とバッテリーを組むことを熱望した。
「1軍の舞台で高橋遥人さんとバッテリーを組んで、勝利したいという夢がある」
2年前から2軍春季キャンプにブルペン捕手として参加していた町田。たくさんの選手の球を受け勉強する中で、今春キャンプでは高橋の球を初めて受けた。「すごい真っすぐを投げるなと思った」。高橋はリハビリから復帰したばかりだったが、それでも左腕の投球に衝撃を受けたという。
ドラフト会議前には憧れの高橋からエールをもらった。インスタグラムのDMで「『ドラフト楽しみにしてるよ』と連絡が来て、すごくありがたかった」と笑顔。期待通りにプロの世界に入り、夢に一歩近づいた。
「キャンプで2年間お世話になった。自分の中でも指名されて行きたい球団だった。勝利に貢献して少しでも恩返しできれば」。タテジマのユニホームに袖を通し、今度は選手として阪神を支えてみせる。
◆町田 隼乙(まちだ・はやと)2003年4月3日生まれ。21歳。青森県出身、神奈川県秦野市育ち。186センチ、88キロ。右投げ右打ち。捕手。小学3年から秦野ドリームスで野球を始め投手、遊撃手を経験。小4から捕手を務め、大根中では平塚ボーイズでプレーした。光明相模原からBC埼玉に入団。独立リーグ通算17本塁打。二塁送球1・81秒。遠投110メートル。50メートル6秒3。ニックネームはマッチ。