阪神・石井 独立L指名選手にエール「ドラフトがゴールじゃない」

 「阪神秋季練習」(24日、甲子園球場)

 2020年度のドラフト8位で阪神に入団した石井大智投手(27)が24日、独立リーグ出身の心得を説いた。「ドラフトにかかることがゴールじゃない。NPBで活躍するというところが、一つの通過点というか目標にはしてもらいたい」と話した。

 「本当に生活ギリギリのところからこの世界に入ってきている」。同じ独立リーグ出身の湯浅や椎葉らとは厳しい環境を乗り越えてきたからこそ、「他の人とは違う強い気持ちっていうのはある」と理解し合える部分も多い。

 即戦力としての覚悟を持ち、「2、3年ダメだったらすぐ切られるみたいなこともよくあると思うので、自分もそういう気持ちで頑張っていた」と意気込んだ。厳しい考え方は高知ファイティングドッグスの駒田監督から教わった。指名後はすぐに「頭を使える」という強みを武器に、生き残るための方法を必死に考えた。

 この日はキャッチボールは行わず階段ダッシュなどで汗を流した。練習ではここまでノースロー調整中。「次のクールあたりから」と投球解禁を宣言した。秋季キャンプにも参加予定で「12月、1月にフルで筋肥大できるように」と実りの秋にすることを誓った。

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