「本当にもう苦しい。生きてるのが」元阪神選手が現役時代を回顧 「最初は楽しくて仕方がなかった」→「政治的な戦いもあった」

 元巨人の槙原寛己氏が27日、自身のユーチューブ「ミスターパーフェクト槙原」を更新。ロッテ、阪神などで活躍した西岡剛氏が出演し、メジャー挑戦後に移籍した阪神時代の思い出について語った。

 西岡氏は2012年の阪神入団会見について「記者会見から報道陣の数が違う。カメラのバチバチバチというフラッシュが、メジャーの時より多かった」と振り返った。

 移籍1年目は打率・290、4本塁打、44打点で二塁手部門のベストナインを獲得するなど「順調な滑り出し」で「最初は楽しくて仕方がなかった」と語った。

 だが、14年の巨人戦の二塁守備で、飛球を追って右翼の福留と激突して大ケガを負ってから試合出場が減り、成績も徐々に下降線をたどるようになった。「結果を残せなくなった時は本当にもう苦しい。生きてるのが」と回顧し、「レギュラークラスになると(マスコミ)各社の担当がつくんですけど、西岡担当が。メディア対応ができてないとかいう政治的な戦いもありましたね」と話すと、巨人一筋だった槙原氏も驚きの表情を浮かべた。

 それでも西岡氏は「誰に対してもちゃんと接しないといけない、社会的な勉強を阪神でさせてもらいましたね」と当時を思い起こしながら語っていた。

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