阪神の門別啓人投手（２０）が３１日、藤川監督から指令を受けている直球を磨くため、秋季キャンプ中は毎日ブルペンに入ることを宣言した。投球の軸となる真っすぐを強化し、来季への飛躍につなげていく。

　「藤川監督から真っすぐをもっともっとと言われているので。真っすぐを投げ込むことを意識したい。（毎日ブルペンに入る）つもりではいます」

　先発ローテの一角を担える力があるからこそ、指揮官の期待は大きい。甲子園での秋季練習中もアドバイスを受けた。「参考にしながら、いまは結構いい感じできている。それを続けていければと思っています」と手応えを確かなものにする考えだ。

　今季は１軍で２度先発したが、初勝利をつかむことはできなかった。鍛錬の日々を過ごし、３年目の来季こそ、戦力になる。