阪神 早速“球児流”ブルペン改革 ストライクゾーンに高低ゴムひも設置 直球の質向上図る

 ゴムひもが張られたブルペンで球筋を見る藤川監督(右)
 ブルペンで投手陣の投球を受ける中川。前にはゴム紐が置かれる(撮影・中田匡峻)
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 「阪神秋季キャンプ」(1日、安芸)

 秋季キャンプ初日のブルペンで早速“球児流”の練習方法が取り入れられた。5レーンあるうち3レーンに、ストライクゾーンの高低に見立てたゴムひもを設置。直球の質を意識させる目的で、藤川監督が発案したものだ。

 安藤投手コーチは「今の時期はあくまで高低の目安で、ゴムひもの間に投げればいいというものではない」と制球にこだわりすぎないことが前提と強調した。その上で「スピンの利いたストレートがどれくらいの高さにいくかを知るため」と意図を説明した。

 門別は「高校でもああいう練習はしていなかった」と初めてゴムひもの付いたレーンで投球練習を行った。「気にしないで投げられた。(ゴムひもが)あることで高さとかは分かりやすい」と効果を実感。「意識して高く浮いちゃう時はありましたけど、しっかり間に抑えられたかな」とうなずいた。

 2日目以降もメンバーも選別して“ゴムひも作戦”を継続する予定だ。球質をアップで来季飛躍のきっかけとする。

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