阪神の秋季キャンプが天候不良のため投手と野手が時間差で練習 明日3日は新体制初の実戦を予定

 「阪神秋季キャンプ」(2日、安芸)

 阪神の秋季練習2日目は、天候不良のため投手と野手が時間差で練習を開始する。投手は午前10時から。野手は午後12時から始める予定となっている。

 藤川球児新監督(44)の新体制でスタートした今キャンプ。初日も天候不良で練習は室内で行われたが、指揮官が見守ったブルペンは熱気に包まれていた。参加する投手の20人中17人がブルペン入り。茨木の投球には「ボールは素晴らしい」と絶賛した。また、5レーンあるうちの3レーンに、ストライクゾーンの高低に見立てたゴムひもを設置するなど、“球児流”の練習法が取り入れられている。

 野手では、捕手の中川が外野に挑戦。「打撃が非常に優れた選手で、あとちょっと手を痛めているので、できることが限られているということで。これを一つのきっかけにちょっと違う練習をしている」と、来季の出場機会を増やすために新たな取り組みに励んでいる。

 3日には、新体制で初の実戦となる紅白戦が予定されている。

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