阪神ドラフト3位・木下里都 指名あいさつに「自覚と実感が湧いてきました」
阪神からドラフト3位で指名された木下里都投手(23)=KMGホールディングス=が2日、博多市内で、宮脇編成ディレクター、畑山統括スカウト、前田スカウトから指名あいさつを受けた。ドラフト後の反響を、「今までの友達とか、野球チームで一緒だった人とか、いろんな人の親とか…通知で言うと、もう数えきれない、スクロールしてもしきれないぐらい」と報告。藤川新監督のサインが入ったドラフト会議パスを受け取って、「よく見るので、うれしいです」と喜びつつ、「球団の方とお話しする機会があって、これからプロ野球選手になるんだなという自覚と実感が湧いてきました」と表情を引き締めた。
大学1年から投手に転向し、最大の武器はカット気味に曲がる直球で、最速は156キロ。球団からは直球を評価された上で、「自分はこの2年間、他のこともいろいろ工夫してやってきたんですけれども、そちらも見てくださってたみたいで。やってきたことが間違ってなかった」と自信を深めていた。