勝っても負けても虎命!海外遠征中も熱烈応援 プロゴルファー・勝みなみ クレーンゲームで佐藤輝カードゲット
V奪還を目指す藤川球児新監督(44)への期待を示す新企画「球児虎にエール」。今回は熱烈な虎党として知られる女子プロゴルファーの勝みなみ(26)がエールを送った。
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鹿児島出身だが、熱烈な虎党としてすっかりおなじみの勝。1998年度生まれの黄金世代とあって、世代ドンピシャの“火の玉ストレート”は目に焼き付いている。
「小学生の時なので記憶が曖昧なんですけど、でも勝ってる試合の最後で藤川さんが出たら『いやあ、もう頼む!』みたいな。もうおじいちゃん(祖父の市来龍作さん)と2人で『頼むぞ!』とか言ってテレビの前で応援してたんで」
現役時代を知る藤川新監督の誕生を喜ぶ。
「いつだったかなあ。2、3年前にゴルフの番組でご一緒したんですけど、すごく気さくでいい方だなと思って。やっぱり雰囲気作りは大事。特にチームスポーツだと一体感が生まれる。そこは藤川監督がうまく作ってくれるのかな。私があまり言える立場じゃないけど(笑)」
23年から米女子ツアーに本格参戦。世界を股にかけて戦う日々となっても縦じまを応援することは忘れない。スタート前まで虎テレにかじりつくことも。
「ちょっと話が変わるんですけど、昨日、カードをゲットしたんです。ゲーセンで。(小祝)さくらちゃんと2人で行ったら野球チップスのあれ(クレーンゲーム)があって。さくらちゃんの推しが山崎颯一郎さんじゃないですか。私は阪神の誰でもいいから出て欲しいなとか思ってたら、さくらちゃんは山崎選手が出て、私はテルが出たんですよ!」
あふれ出る阪神愛。だからこそ2年ぶりのV奪還に期待を寄せた。
「監督が代わって雰囲気も違うと思う。それが良い方向に行ってくれたらいいなと信じて。私は勝っても負けても虎命なんで。常に応援してるので、頑張っていただきたい」
自身は米女子ツアーポイントランク80位以内の来季シード圏内まであと少し(現在81位)。逆襲の終盤戦へ。虎にも負けない奮闘を誓った。
「(大会3日目中止に)ポイントの問題もあるので、ちょっとでもと思っていたんですけど。明日も18ホールはチャンスがある。一つでも多くスコアを伸ばして。私はこれで(残り)3試合なので、そこでいいものをつかめれば」-。
◆勝みなみ(かつ・みなみ) 1998年7月1日生まれ。鹿児島市出身。祖父の影響でゴルフを始め、鹿児島高1年時の14年4月、KKT杯バンテリン・レディースで当時日本女子ツアー最年少の15歳293日で優勝。17年にプロ転向し、21、22年日本女子オープン連覇などツアー通算8勝。昨季から米女子ツアーを主戦場とする。名前の由来は野球漫画「タッチ」のヒロイン浅倉南。