阪神育成1位・工藤 同郷・石井に弟子入り志願 デッドリフト245キロ!マッスル談議熱望
阪神からドラフト育成1位で指名された工藤泰成投手(22)=四国ILp・徳島=が3日、徳島市内で、宮脇編成ディレクター、畑山統括スカウト、山本スカウトから指名あいさつを受けた。秋田県出身で四国の独立リーグを経ての阪神入りは、石井と同じ経歴とあって「心強いです。いろいろいいところを吸収して、自分の活躍につなげていければ」と“弟子入り”を志願した。
猛虎のブルペンに欠かせない同郷リリーバーを、「秋田県出身のプロ野球選手も最近は増えてきたんですけど、まだまだ他と比べたら少ないので、活躍してる姿はもちろん見てました」とリスペクト。大学時代からウエートトレーニングに注力し、デッドリフト245キロを誇る広背筋が自慢だが、「石井投手もトレーニングを頑張ってるということですし、僕も大好きなので、その辺を聞いてみたいです」とマッスル談議を熱望した。
徳島での1年間で球速は6キロアップして、最速159キロを計測。球団から「力強い」と評価された直球に磨きをかけて、まずは支配下をつかみ取る。
【工藤泰成(くどう たいせい)アラカルト】
◆生まれ 2001年11月19日。秋田県秋田市出身
◆家族構成 両親、姉、兄
◆サイズ 身長177センチ、体重82キロ
◆投打 右投げ左打ち
◆遠投 120メートル
◆足 50メートル走6秒2
◆球歴 秋田東小3年の時に遊撃手と捕手で野球を始める。中学3年から投手に転向し、明桜2年秋からベンチ入り。東京国際大を経て、24年から四国ILp・徳島入り。今季通年で8勝1敗、最速159キロをマーク
◆好きな食べ物 忍者めし(グミ)
◆好きな歌手 西野カナ
◆趣味 サウナ、登山