阪神・藤川監督【一問一答】「課題と向き合いながら、いい部分が見えた」「(岡田顧問は)ほんとに吸収するところが多いですね」

 佐藤輝の素振りを見ながら話をする岡田オーナー付顧問と藤川監督(撮影・田中太一)
 紅白戦後、小谷野コーチ(左)と話す藤川監督(撮影・中田匡峻)
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 「阪神秋季キャンプ」(9日、安芸)

 阪神は今キャンプ2度目の紅白戦を行った。岡田彰布オーナー付顧問(66)が視察に訪れ、藤川球児新監督(44)と約85分も話し込む場面も。以下、藤川監督の一問一答。

  ◇  ◇

 -野手が元気だった。

 「いやいや、そんなことはないんじゃないですか?課題と向き合いながら、いい部分が見えたところもあったんじゃないかなと思いますね」

 -初回から佐藤輝が二塁打で持ち味を出した。

 「結果ですから。バットの出方とか、やろうとしてる部分で。それができたかどうかは、本人に聞いてもらったらいいかなと思いますけど、中野、島田、小幡とかも取り組んでいることが結果に出たのかなという気はしますけどね」

 -栄枝は持ち味の打撃で結果が出た。

 「打ったのは佐藤蓮からですか。2軍で組んでいるでしょうから、慣れている部分であの対応ができた部分があるんですけど、ああいう場面で打つのはアピールになったのかもしれません」

 -豊田は内容がいい。

 「一番状態がいいというか、今年伸びてきた選手なんじゃないかなというのは思いますね」

 -岡田オーナー付顧問との会話の中で新たな発見はあるか。

 「もちろんあります。いかに手遅れになる前にパッと出てくるかっていう意味では引き出しですよね。自分がゲームの中で、チームの重要な局面の手前で出せるように。たくさんの引き出しを持ってる方なので。僕の引き出しの中に入れてくれてね。ほんとに吸収するところが多いですね」

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