阪神・藤川監督 青空講義 桐敷“イズム”吸収 2年連続フル回転へ覚悟 一足先にキャンプ打ち上げ
「阪神秋季キャンプ」(11日、安芸)
阪神・桐敷拓馬投手(25)が11日、来季は“球児イズム”を吸収して、70登板を果たした今季のように鉄腕ぶりを発揮することを誓った。球団歴代2位のシーズン80登板の経験を持つ藤川監督は、タフネス左腕にとって心強い存在。秋季キャンプでは自らアドバイスを求めるような場面はなかったが、「2月のキャンプからですかね、そういうのを思ったときにちゃんと聞けるようにやっていければ」と金言を授けてもらい、新シーズンに備える考えだ。
「1年間1軍でチームに貢献できるように考えて、そういう思いでやった結果、70というところだった」。今季の軌跡を振り返りつつ、「来年も変わらずやっていければ」と2年連続でのフル回転へ覚悟を示した。
一足早くキャンプ打ち上げとなったこの日、同じく最終日の村上、石井とともに、サブグラウンドで藤川監督と約5分間の青空座談会。「お疲れさまというのと、しっかりここからやって、頑張ってくれと言われました」。新指揮官からの激励を胸に、“実りの安芸”から帰路に就いた。