阪神・嶌村本部長 FA宣言の大山について「残ってくれると信じている」 FA補強は否定、外国人3人補強へ、ビーズリー、ゲラは残留
阪神の嶌村聡球団本部長が13日、秋季キャンプを行っている高知県安芸市で取材に応じ、今季取得した国内フリーエージェント(FA)権の行使を表明した大山悠輔内野手について「他球団の評価を聞きたいというのは正当な理由。尊重する」と理解を示した上で「彼のプレースタイルは非常に好感が持てる。残ってくれると信じているし、引き続き慰留に努めたい」と語った。
FA権を公使せず、残留する坂本誠志郎捕手については「キャッチャーというポジションは扇の要。キャッチャーが残ってくれたのは大きい。本当にほっとした」と安堵(あんど)した。
FA権行使の申請期限は13日まで。14日にFA宣言選手として公示され、15日から他球団との交渉が解禁となる。嶌村本部長はFA補強の可能性について、大山の残留を前提としながらも「監督とも相談して、そこについては考えていない。動くことは考えていない。静観させていただく」と否定した。
また、残留交渉を進めていたジェレミー・ビーズリー投手、ハビー・ゲラ投手については「大筋で合意した。近いうちに正式発表させてもらう」と明言。外国人補強については「来年は5人に戻す」とし、3人を補強する方針であると明かした。