阪神・井上 オフも一塁守備継続挑戦「内外野ともできる準備を」 出場機会増へ「気合」

 「阪神秋季キャンプ」(13日、安芸)

 阪神の井上広大外野手(23)が13日、秋季キャンプ後も継続して一塁守備に挑戦する意向を明かした。「(オフは)自分で練習するので、内外野ともできるような準備はやっておくべき」と語り、この日もシートノックや投内連係で一塁に就いて懸命に白球を追った。

 「外野は大ざっぱというか大股で動くが、内野は常に細かい動きや外野より腰を落として捕ったり、送球もしっかり放らないといけない。そういうところが難しい」。違いに戸惑いながらも成長を目指している。

 不動の一塁だった大山がFA権行使を表明し、“万が一”の事態も想定される。井上にとって一塁を守れることは、出場機会を確保する上でもプラスに働くことは間違いない。決して守備に自信があるわけではないが「気合じゃないですか。とりあえずファーストが捕ったらいいので、何が何でもという気持ちで捕るだけ」と力を込めた。

 佐藤輝のバットを借り、ランチ特打では45スイングで柵越えは3本。その後のフリー打撃では53スイングで5本を左翼席へ放り込んだ。「オフに使って(感触が)良かったら(使う)みたいな感じです」と新たな相棒も模索している。来季6年目の若虎は進化に余念がない。

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