阪神 DeNA戦力外・楠本を獲得へ 手薄な左の代打候補「外野手、一塁も守れる」
阪神が今季限りでDeNAを戦力外となった楠本泰史外野手(29)を獲得することが15日、分かった。
楠本は実働7年間で405試合出場した。クリーンアップを担った経験もあり、長打力も魅力の左打ち。22年には94試合で打率・252、6本塁打、26打点の成績を残した。
阪神は手薄だった左の代打候補として早くから調査を進めていた。12球団合同トライアウトが終了し、交渉解禁となったこの日、嶌村球団本部長が高知県安芸市で取材に応じ、楠本について「外野手、一塁も守れる。29歳と若く、大阪府出身。大いに注視している」と関心を認めた。
国内FA権を行使せずに残留を決断した糸原と島田に加え、藤川阪神が新たな左の切り札を手にする。