阪神紅白戦で遊撃争い勃発!小幡、山田が初回口火打 井坪が勝ち越し打
「阪神紅白戦、白組2-1紅組」(16日、安芸市営球場)
今キャンプ3回目の紅白戦は、雨天のため約30分早めて試合を開始。試合中はマウンドに土が入れられる場面もあったが、途中で雨もやみ、予定通り5イニングを終えた。
初回、先攻の紅組は、白組の先発・門別から1番・山田が右中間への二塁打を放ちチャンスメーク。小野寺の犠飛で先制した。4番の佐藤輝も初球を仕留め、中前打を記録した。
後攻・白組も、紅組の先発・石黒から2番・小幡が右前打を放ち好機を演出。同じ遊撃の後輩・山田に負けじと意地を見せた。豊田も右前打で続き、4番・前川は四球で1死満塁とすると、井上の適時左前打で追いついた。
同点の五回に白組は、2死二、三塁の好機で佐藤蓮から井坪が中前への適時打を記録。勝ち越しに成功し勝利した。
白組の先発・門別は2回2安打1失点、紅組の先発・石黒は2回4安打1失点だった。1軍の実戦では初の4番に座った前川は3打席全てで四球を選び、快音はなかった。