阪神 岩崎優が「びっくりしました」藤川監督から守護神起用を伝達され 契約更改で明かす 現状維持の2億円でサイン
阪神・岩崎優投手(33)が22日、西宮市内の球団事務所で契約更改交渉に臨んだ。一昨年オフに国内FA権を行使した上で宣言残留。4年総額8億円の契約を結んでおり、来季が3年目となる。契約内容の変更はなく、現状維持の推定年俸2億円でサインした。
今季は60試合に登板し、4勝4敗、防御率2・20。ゲラとWストッパーを務め、23セーブ、17ホールドの成績を残した。
球団からは「1年間しっかり頑張ってくれた」と言葉をかけられたが、「もうちょっとできたかなと思う。ゲラと同じタイミングで調子を崩してしまった。自分が踏ん張れたらよかった」と満足はしていない。
10月の秋季練習中に藤川監督から「九回で今のところ考えている」と来季の守護神起用を通達されており、「正直びっくりした。引き締まった」と力を込めた。
会見では何度も「チームが勝つこと」と繰り返した左腕。新指揮官から「取り組み方、考え方」の全てを学んだという。34歳を迎える来季もチームを引っ張っていく。