阪神・藤川監督 「ここから先の時間の送り方。伸びようとする部分と凡事徹底」「言い合える組織であってほしい」一問一答
阪神の藤川球児監督(44)が25日、来年の春季キャンプが始まる2月のテーマに「凡事徹底」を掲げた。大阪市内のホテルで行われた球団納会に出席。前監督の岡田彰布オーナー付顧問(67)の前で「岡田監督に育てていただいた私は一発目からやっていきたい」と就任1年目での優勝を宣言。「来年、阪神タイガースを一番上に行かせましょう」と力を込めた。藤川監督の一問一答は以下の通り。
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-壇上で「凡事徹底」と。
「今回は組織全体の会だったので。常に冷静に先回りして準備することが自分たちの務め。選手たちにもそれを持ってもらわなければいけない春にはなる」
-戦力になる若手は1人か2人と言っていた。
「リアルな話ですよね。全てここから先の時間の送り方。伸びようとする部分と凡事徹底。伸びていくだけでは難しい」
-人気、歴史のあるチームで18年に1回しか優勝できていないのは寂しい。
「僕自身が『来年こそ』と現役の時は言っていたが、『来年こそ』と言えない。つい最近勝っているので。この火を消してはいけない」
-今のチームがリーグ優勝と日本一を経験したチームだから。
「慣れたりはダメなので。僕からだけではダメなので。選手同士、コーチ同士、スタッフ同士が言い合える組織であってほしいと思う」