阪神が西武戦力外の陽川氏&日本ハム戦力外の江越氏を招へいへ アカデミー事業強化の一環 「野球振興室」新設
阪神がアカデミー事業強化の一環として、西武を戦力外となった陽川尚将内野手(33)と日本ハムを戦力外となり、現役引退を表明した江越大賀外野手(31)の招へいに動いていることが25日、分かった。
阪神は来年1月1日付で新たに「野球振興室」を設置することを発表。これまで事業本部振興部が担っていた女子野球やアカデミー事業などをそのまま移管し、新たに普及・振興活動を担うセクションを設ける。
野球振興室の旗振り役として、今季限りで現役を引退した秋山拓巳投手(33)の「ベースボール・アンバサダー(BA)」就任も内定。秋山BAに続き、球団OBを積極的にアカデミー事業へ参画させることで、球団として野球の普及・振興を重要視している姿勢を明確に示すことができる。また、球団OBに対する再雇用の裾野を広げることで、球団の価値を高めていく狙いもある。