阪神・大竹 43歳まで現役のソフトバンク・和田のように息の長い現役生活を 来年1月の合同自主トレでも先生役に

 阪神の大竹耕太郎投手(29)が25日、43歳まで現役を続けて今季限りで引退する師匠、ソフトバンク・和田のように息の長い現役生活を目標に掲げた。

 先輩の引退は発表当日の朝、合同自主トレのグループLINEで知ったという。「(来年も)やると思っていた。自主トレの話とかもしていたんで。寂しさはすごくある」とうつむいた。

 和田とは3年連続で、長崎市内で合同自主トレを行い、技術も精神面も学んできた。その経験が2年連続2桁勝利に直結。早大の先輩でもある左腕は目標とする存在だ。「年齢は同じくらいまでできるように、とは思う」と今後も背中を追い続ける決意を示した。

 来年1月の合同自主トレは和田が先生役として参加する予定。「『教えることに時間を割けるから鬼になって教える』ってグループLINEでおっしゃってました。基礎的なものばっかりなので。続けていけたら」。今後も継承していくために考えを学び取る。

 今オフは11月からトレーニングを再開。3勤1休で、午前6時半から約3時間、大阪・心斎橋のジムで汗を流している。「朝イチって結構、体のバランスとか崩れているんで。そういう状態でトレーニングすると、いい状態を定着させやすい」。この日は予約のミスでトレーニングできず、心斎橋の牛丼チェーン店で牛丼だけを食べて甲子園を訪れるハプニングはあったが調整は順調だ。移籍3年目に向けてスキはない。

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