阪神・及川が200万減の3000万円ででサイン「もったいないところがあった」 プロ6年目で初の開幕1軍目指す
阪神の及川雅貴投手(23)は西宮市内の球団事務所で26日、契約更改交渉を行い、200万減の3000万円でサインした。(金額は推定)
プロ5年目の今季は9試合(先発5試合)に登板して先発初勝利も挙げ、1勝3敗、防御率2・76だった。
「今年は初めて(甲子園で)先発もやらしてもらって、その中で、マメの影響とかで降板してしまったりだとかして、もったいないところがあったので、そこは来年改善できるようにと(球団から)お話しはいただきました」と明かした。
今季は5試合に先発するも、1軍に定着できず。「先発で投げ続けることの難しさ」を痛感したという。秋季キャンプでは藤川新監督から直接指導を受け、「『なるほどな』って思うところがあった。キャンプ中にフォームを染みつけていけるように」と意気込んだ。
これまでは毎年開幕1軍入りを逃してきた。「先発としてローテーションで一年間というのはずっと目標ではある。でも、この5年目のシーズンが終わりましたけど、一回もまだ開幕1軍というのはないので。まずは開幕1軍目指して1年間戦力として戦えるように頑張ります」と力を込めた。