阪神仮契約 育成ドラ1・工藤 目標は打倒巨人「阪神対巨人が一番熱い試合」「息の長い、剛腕投手でいたい」
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阪神から育成ドラフト1位指名された工藤泰成投手(23)=四国ILp・徳島=が27日、徳島市内のホテルで入団交渉を行い、支度金300万円、年俸300万円で仮契約を結んだ。(金額は推定)
父が巨人ファンという影響で子どもの頃から伝統の一戦は目に焼きつけてきた。「阪神対巨人が一番熱い試合だと思っている」。目標は打倒・巨人。「僕も負けたくないので、勝ちに貢献できる投手になりたい」。もちろん、父もNPB入りできたことを喜んでくれていて、巨人戦で投げることが恩返しになる。
夢は藤川監督のような「息の長い、剛腕投手でいたい」。最速159キロの剛速球が持ち味だが、30代でも150キロ中盤の直球を投げたいと意気込んでいる。「日頃のケアだったり、練習のクオリティーや内容を落とさないように頑張らないといけない」とアピールを誓った。
育成選手ではあるが、スケールは大きい。「甲子園球場で日本一に貢献している姿をイメージしながら練習していきたい」。支配下登録をつかみ取り、巨人キラーに名乗りを上げる。