阪神・近本光司外野手が２９日、神戸市内で取材に応じ、大山の残留に安どした。「すごい悩んでたんで。いろんなストレスもあったと思う。まず決まったことが良かったかなと思います」。昼頃に大山から連絡があり、「うれしかった」と朗報に頬を緩めた。

　大山とは同じドラフト１位入団。同学年で過去に一緒に自主トレしたことがあり、仲もいい。

　１番・近本が出塁して４番・大山が返す。虎の攻撃パターンが来季も見られる。近本は「試合に出るからにはそうだと思うし、それは仕事だと思うんで。僕は僕のやることをやるだけかなと思います」と共闘を誓った。

　その後、サンテレビの「熱血！タイガース党」に出演した近本。番組冒頭で改めて「本当に心配だった」と胸中を明かし、連絡をもらった際には「また一緒に優勝しようか！という話をしました」と明かしていた。