阪神・才木 3・16大谷との対戦に意欲 膝つき3ランのリベンジだ「投げられたら頑張りたい」
阪神の才木浩人投手(26)が11月30日、来年3月16日に行われる米大リーグ・ドジャースとのプレシーズンゲーム(東京ド)の登板に意欲を示した。
主力の大谷との対戦が実現すれば、23年3月6日のWBCに臨む侍ジャパンとの強化試合以来となる。「ワールドチャンピオンになったチームが相手なんで。そういった主力メンバーに対して投げたいなっていう気持ちはもちろんあります」。今季は54本塁打を放ち、2年連続でメジャーの本塁打王に輝いた大砲との再戦を心待ちにした。
2年前は、大谷に左膝をつきながら片手一本で中越え3ランを浴びた。当時は驚愕(きょうがく)したが、経験を糧に大きく成長を遂げた。23年は8勝(5敗)を挙げ、今季も13勝3敗。8年目で初の規定投球回に到達し、防御率1・83とキャリアハイの成績を残した。
11月に開催されたプレミア12では日本代表の一員として準優勝に貢献した。例年よりも長いシーズンを終え、今後は来季へ向けて準備を進めていく。「オフの間にしっかりトレーニングをしないといけないんで。投げられたら頑張りたい」。世界屈指の大砲を擁するスター軍団との腕試しへ向けて、さらなるレベルアップに励む。