阪神・佐藤輝 失策撲滅グラブ!小型化&5本指タイプに大幅変更「いいプレーできるように」
阪神の佐藤輝明内野手(25)、糸原健斗内野手(32)、大山悠輔内野手(29)、桐敷拓馬投手(25)、森下翔太外野手(24)が6日、大阪市内での「ミズノブランドアンバサダーズミーティング」に参加した。今季両リーグワーストの23失策を記録した佐藤輝はグラブの改良に着手。小型化、5本指タイプに変更した新グラブで来季の失策撲滅へ意気込んだ。
守備の安定へ、佐藤輝は新グラブで来季に挑む。今季は両リーグワーストの23失策。失策数を減らすため、グラブの大幅改良に着手した。
「しっかりグラブを操って。いい守備できるように。今日もいろいろ伝えさせてもらいました」
まず変わったのはサイズ。クラフトマンの早川剛史氏は「ワンサイズ、ツーサイズぐらい、10ミリとか小さくしましたね」と明かす。元々大きめを使用していたため、今回で一般的な三塁手用のサイズに。佐藤輝は「しっかり操れるようにっていう狙い。握り替えもしやすいですし。しっかりフィットする感じもある」と説明した。
さらにこれまでは小指部分に小指と薬指の2本を入れていたが、一般的な5本指タイプに変更。「元々は5本指で使ってたんで。また戻すっていう感じですかね」と話した。早川氏は「小指2本だとボールがポケット深くにいっちゃうので、捕球して送球にいくまでに、ワンクッションかかるんですけど、5本指にすることで、より手のひら感覚でボールを取りにいける」と握り替えでの利点を明かした。
今季は送球に苦しんだ佐藤輝。「しっかり握り替えができれば、その分いいボールも投げられると思うのでいいかな」とうなずいた。「エラーも少なくしたいですし。いいプレーできるように頑張ります」。新相棒とともに、来季は好守でもチームに貢献する。