阪神・前川 糸井&赤星イズム「走攻守」で吸収だ 「爆発的な数字残したい」春季キャンプで臨時コーチの教えを糧に

 ラジオ出演した前川(球団提供)
 グラブを手に送球する仕草を見せる前川(撮影・北村雅宏)
 入念にキャッチボールする前川(撮影・北村雅宏)
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 阪神・前川右京外野手(21)が11日、来春キャンプに臨時コーチとして招へいされる糸井嘉男SA(43)=デイリースポーツ評論家=と赤星憲広氏(48)から走攻守でイズムを吸収する意向を示した。

 ルーキー時代に糸井SAはまだ現役だったが、「しゃべれる存在じゃなかったので」とアドバイスを受けた経験はなし。1軍戦力へと成長し堂々と指導を受ける機会を得て、「いろんなバッティング技術があると思うので、コミュニケーションを取らしてもらって、聞いて学んで」と金言を期待した。

 赤星塾への入門にも、「走力とか限界があるかもしれないですけど、走路とか変えられるところは変えられると思うので勉強して」と意欲。守備力向上へも、「言われたことを、自分よがりにならずに進めていきたい」と抜かりはない。

 「今年はずっと一定だったので、来年は爆発的な数字を残したい。打順にもよりますけど、打点はレギュラークラスなら60はいる。出塁率は・350以上ほしい」と今季の42打点、出塁率・343からの上積みを宣言。沖縄で受ける偉大なOBからの教えを、さらなる飛躍の糧にする。

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