阪神・村上が1300万増の8000万でサイン 来季目標は「防御率1点台、160イニング」 才木の活躍にも刺激
阪神・村上頌樹投手(26)が西宮市内の球団事務所で13日、契約更改交渉を行い、1300万増の8000万円でサインした。(金額は推定)
球団からは「1年間お疲れさま。ローテーション1年間守っていただいた。負け越してるけど内容的にはよかった」と話があったといい、「成績もそこまで良くなかったですけど、球団からいい評価してもらって。自分の中では納得させていただきました」と話した。
昨季は10勝6敗、防御率1・75で最優秀防御率、新人王、MVPに輝く飛躍。今季は25試合で7勝11敗、防御率2・58の数字を残し、「昨年と比べると落ちてるので、よかったっていうのは言えないですけど、いろいろしんどかった時期があったので、その中でもしっかり試行錯誤してできたのがよかった」と振り返った。
同学年の才木がチームトップの13勝と活躍し、「自分の前に投げていたので。そこで自分もこういう風なピッチングができるようにと勇気づけられた」と刺激を受けた一年でもあった。来季は幼い頃からあこがれていた藤川新監督の元でローテ入りを狙う。
「空振りの取れる真っすぐを投げたい」と話し、「防御率1点台を目指してやっていきたいですし、こだわりたいのはやっぱりイニング。160イニングぐらいしっかり投げられるように」と目標を掲げた。