現役ドラフトで巨人から阪神へ移籍の畠「望まれて行ける」藤川監督の「一番欲しかった」に感謝
現役ドラフトで巨人から阪神に移籍する畠世周投手(30)が16日、川崎市のジャイアンツ練習で自主トレを行った。
「例年より早めです」と話すように、この日は捕手を座らせて約30球の投球練習。カーブにフォーク、チェンジアップなども混ぜながら、「やっぱりアピールしないといけないので、それなりの準備は必要かなと思ってます」と、例年より早めの始動で体を仕上げている。
畠は近大から16年度ドラフト2位で巨人に入団。翌17年に先発で6勝を挙げると、21年は主に中継ぎで52試合に登板した。昨年3月に右肘のクリーニング手術を受け今季は1試合の登板。だが2軍は37試合に登板し、2勝1敗2セーブ、防御率1・41の成績だった。
阪神の藤川監督は前日15日、畠について「最初から名前が挙がっていた、一番ほしかった選手。候補の中に畠という選手を見た瞬間、うちにほしいと」などと話し、来季の中継ぎ起用とともに来春の1軍キャンプメンバー入りを明言。チームで手薄な右の本格派リリーバーで、藤川監督は高く評価しているだけに僅差の場面など、勝ちパターンを任される可能性も出ている。
この言葉に畠も強く感謝。「自分にとってやっぱり望まれていけるっていうのは、すごくいいことだと思います」と笑みを浮かべながら、「沖縄キャンプからスタートさせていただけるので、しっかりその期待に応えられるように今はしっかり準備したい。勝ちパターンていうのは結果次第だと思うので、使えるなって思えるようにアピールしていきたい」と前を向いた。
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