阪神 新助っ人ヘルナンデス獲得へ メキシコで今季22発 長身193センチ 内外野守れる右の大砲

 阪神が新外国人として、今季はメキシカン・リーグのモンクロバに所属していたラモン・ヘルナンデス内野手(28)の獲得を目指していることが17日、分かった。

 ドミニカ共和国出身のヘルナンデスはメジャー経験はないが、193センチの長身から鋭い打球を放つ右の強打者。14年にダイヤモンドバックス傘下でデビューし、19年までマイナーリーグでプレー。22年からメキシコに移り、今季は82試合に出場して打率・313、22本塁打、71打点を記録した。

 近年の守備位置は一、三塁がメインだったが、過去には左翼と右翼を守った経験もある。藤川監督が求める「左翼、一塁、三塁を守れ、フルで出さなければいけないという条件が付かない選手」という条件に合致する。

 球団ではすでにビーズリー、ゲラの残留が決定。今オフは3人の新外国人の獲得を目指し、投手ではネルソン、デュプランティアの獲得に動いている。野手では当初候補に挙がっていたデルミス・ガルシア内野手(26)を見送り、ヘルナンデスに一本化。来季は2年ぶりのリーグV&日本一を目指す阪神の戦力は間もなく整う。

 ◆ラモン・ヘルナンデス(Ramon Hernandez) 1996年3月2日生まれ、28歳。ドミニカ共和国出身。193センチ、102キロ。右投げ右打ち。13年7月にダイヤモンドバックスとマイナー契約を結び、傘下の1A、2Aなどでプレー。19年には2Aジャクソンで打率・236、11本塁打、44打点を記録。メジャー経験なし。メキシカンリーグでは一、三塁を守り、1A、2A時代に外野経験がある。

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