阪神・岩崎優投手（３３）が２１日、奈良県第二浄化センタースポーツ広場で開催されたアパレルメーカー「ＧＡＵＣＨＥＲ」主催の野球教室に参加した。小中学生約１００人と触れ合い、「いつもと違う野球教室でした。楽しむことに全振りしてましたね」と笑った。

　中学生との１打席勝負ではマウンドへ。“本気モード”で三振を量産すると、子供たちは「速い！」と大喜びだった。

　今回の野球教室は「ＧＡＵＣＨＥＲ」のディレクターを務める阪神ＯＢの横山雄哉氏（３０）と山本翔也氏（３６）が主催。マイクパフォーマンスで盛り上げた横山氏は「岩崎さんにダメ元で頼んだら『ヨコのためなら。ヨコの野球教室は興味があるよ』と言ってくれた。うれしかったです」と感激。「考え方も変わっているように感じた。野球の未来を考えているようでした」と尊敬のまなざしを向けた。岩崎と同期入団で“１打席勝負”に挑んだ山本氏も「低めのボールがストライクになった。えぐかったです」と驚愕（きょうがく）していた。