阪神 通算2120安打のミスターフルスイングが「自分の若い時を見ているような感じ」前川右京のスイングが「面白い」共通点も

 小笠原道大氏
 (左から)前川と小笠原氏の打撃
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 プロ野球名球会の公式YouTubeチャンネルが21日、更新され、現役時代に「サムライ」の異名を持ち、日本ハム、巨人、中日で通算2120安打を放った小笠原道大氏が登場。来季、期待する選手として阪神の前川右京外野手をあげた。

 「2025年のNEXTブレーク」がテーマとなった中、小笠原氏はソフトバンクの笹川とともに「阪神の左の子。もうちょっと出てきているんだけど」と前川の名前を挙げた。

 その理由として「自分の若いときを見ているような感じ。ガムシャラにバットを振っているんで。あの選手も見ていて面白い」と笑みを浮かべながら語った小笠原氏。その上で「もう一段階、二段階上がってほしい」と期待を込めた。

 小笠原氏は体が壊れんばかりのフルスイングが持ち味で、「ミスターフルスイング」と称された時期もあった。高校時代の通算本塁打はゼロながら、社会人に進み、たゆまぬ努力で強打者へと成長した。

 その原動力となったのが力強い下半身。強いストレートに対応できるだけでなく、変化球に対して体勢を崩されながらもしっかりと下でこらえて強い打球を放つイメージが強かった。前川も今季が高卒3年目ながら下半身の強さを感じさせるスイングを見せており、バットを振り切った直後にぴょんと飛び跳ねる姿は小笠原氏と共通する部分とも言える。

 動画では他にも名球会選手たちが挙げる来季のブレークが期待される選手を紹介していた。

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