阪神・才木“ぶら下がり器具”導入「中心部分のトレーニングにいい感じ」身体能力アップへ今オフから

 阪神の才木浩人投手(26)が22日、鳴尾浜球場で自主トレを行い、今オフから新たなトレーニング器具を導入したことを明かした。体操の平行棒のようにぶら下がれる器具で体幹やバランス能力に加え、脳で描くイメージと体の動きを一致させることが目的。身体能力を向上させ、さらなる進化を図る。

 ウエート室からハードルのようなものを肩に掛けて出てきた。指導を受けるトレーナーから勧められて購入した「ディップススタンド」だ。「前鋸(ぜんきょ)筋とか体幹周りとか、中心部分のトレーニングに結構いい感じなんで。このオフからずっとやっています」と説明する。

 今季はキャリアハイの1年だった。25試合に投げ、13勝3敗、防御率1.83。先発ローテの一角としてフル稼働したが、もちろん満足はしていない。成長するためにもオフはフィジカル強化に励んでいる。すでに効果も感じているそうで「筋肉もそうだし。頭でバランスとかを考えながらやることで、脳との伝達、神経伝達のところにもいい」とうなずいた。

 飽くなき向上心を持つ右腕。来季も勝ち頭としてチームに貢献する。

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