阪神・伊藤将 春季C初日へ早め仕上げ「1年前は遅かった」反省生かし復活目指す

 阪神・伊藤将司投手(28)が25日、春季キャンプ初日に照準を合わせて、今春よりも早めの仕上げを目指す意向を示した。同じ過ちを繰り返すわけにはいかない。今年のオープン戦初戦となった2月23日・巨人戦に先発するも初回7失点の大炎上。シーズンでもローテを守れず、キャリア最少の4勝で終わった。「体を作るというか、始動が1年前は遅かったので。来年はそれをもうちょっと早くできたらいいなとは思います」。思い浮かぶ反省点を生かして、復活を期す。

 今年のオープン戦は直球の走りが悪く、多くが球速130キロ台だったが、「40前半を常時出せればいいかな」と改善ポイントを挙げた。まずは1月に行う岩貞との合同自主トレで、フォーム固めが必須。「キャンプ頭からいい状態でいけるように」と“2・1”を見据えていた。

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